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面積式流量計の読み方

フロート位置・目盛表記・使用条件の見方

面積式流量計は、テーパ管内を上下するフロートの位置によって流量を読み取る流量計です。 正しく読み取るためには、フロートの読み取り位置、目線の高さ、目盛表記、使用条件を確認することが大切です。

ご利用前の注意: 本ページは、面積式流量計の読み方に関する基本的な考え方を説明するものです。 実際の製品では、機種やフロート形状、目盛仕様、使用条件によって読み取り方法や確認項目が異なる場合があります。 必ず各製品カタログ・仕様書・取扱説明書をご確認ください。

面積式流量計の読み方とは

面積式流量計は、流体の流れによってテーパ管内のフロートが浮き上がり、 その位置と目盛を照らし合わせて流量を確認する流量計です。

流量を正しく読むためには、単にフロートの位置を見るだけでなく、 どの位置を読むのか、目線がずれていないか、目盛の単位や使用条件が合っているかを確認する必要があります。

フロート位置を見る

フロートの読み取り位置を確認し、目盛と照らし合わせて流量を読み取ります。

目線を合わせる

目線が斜めになると読み取り誤差の原因になります。目盛に対して水平に確認します。

目盛条件を確認する

AIR、WATER、NL/min、L/minなど、目盛の流体条件と単位を確認します。

フロートの読み取り位置

面積式流量計では、フロートの位置を目盛に合わせて流量を読み取ります。 読み取り位置はフロートの形状により異なる場合があるため、製品ごとに指定された位置を確認することが大切です。

代表的には、フロートの最大径部や指定された基準線を目盛に合わせて読み取ります。 実際に使用する製品のカタログ・仕様書・取扱説明書に記載された読み取り位置を確認してください。

フロート読み取り位置の例

面積式流量計のフロート読み取り位置の例。目線を目盛と水平に合わせ、フロート形状ごとの読み取り位置を確認する図。

読み取りのポイント: 面積式流量計では、フロートの形状によって読み取り位置が異なる場合があります。 目盛を読むときは、目線を目盛と水平に合わせ、製品ごとに指定されたフロート位置を確認してください。

読み取り位置について: 図は代表的なフロート形状と読み取り位置の例です。 実際の読み取り位置は機種やフロート形状により異なる場合があります。 詳細は各製品のカタログ・仕様書・取扱説明書をご確認ください。

目線の合わせ方

流量を読むときは、目盛に対して目線を水平に合わせることが大切です。 上から見下ろしたり、下から見上げたりすると、フロート位置が実際とは違って見えることがあります。

特に透明なテーパ管を使用する面積式流量計では、見る角度によって読み取り値が変わって見える場合があります。 できるだけ目盛と正面から向き合い、水平な位置から確認してください。

確認項目 内容
正面から見る 流量計の目盛に対して正面から確認します。斜め方向から見ると読み取り誤差の原因になります。
目線を水平にする フロートの読み取り位置と目盛が水平になるように目線を合わせます。
フロートの読み取り位置を確認する 製品ごとに指定されたフロートの読み取り位置と目盛線を水平に合わせて、指示値を確認します。
フロートの状態を確認する フロートが大きく揺れている場合は、流量が安定してから読み取ります。

目盛表記・単位・使用条件の確認

面積式流量計の目盛には、流体名、流量単位、圧力、温度などの条件が表示されている場合があります。 読み取った数値が、どの流体・単位・使用条件を基準にした値なのかを確認することが重要です。

目盛表記の見方

面積式流量計の目盛表記の見方。シリアル番号、使用条件、流量目盛の表示位置を示す図。

目盛表記のポイント: 面積式流量計の目盛部には、流量目盛のほか、使用条件やシリアル番号などが表示されている場合があります。 目盛を読む際は、数値だけでなく、AIR、1atm、20℃、NL/minなどの流体・圧力・温度・単位もあわせて確認してください。

確認項目 表記例 確認する内容
流体 AIR、WATERなど どの流体を基準に目盛が設定されているかを確認します。
流量単位 L/min、mL/min、NL/min、Nm³/hなど 読み取る流量の単位を確認します。単位によって値の大きさや基準条件が異なります。
圧力条件 1atm、ゲージ圧など 特に気体用では、どの圧力条件を基準に目盛が設定されているかを確認します。
温度条件 20℃など 目盛を設定した基準温度を確認します。使用温度が異なる場合は補正が必要になることがあります。

使用条件の確認: 使用する流体、圧力、温度、比重などが目盛条件と異なる場合は、 読み取り値をそのまま使用できない場合があります。 カタログ条件と実際の使用条件が異なる場合は、補正や仕様の確認を行ってください。

正しく読み取るための注意点

面積式流量計を正しく読み取るためには、目線の位置、フロートの状態、読み取り位置、目盛条件を確認することが大切です。 読み取り前に、以下の項目を確認してください。

注意点 確認内容
正面から確認する 斜め方向から見るとフロート位置がずれて見えるため、目盛の正面から確認します。
目線を水平に合わせる フロートの読み取り位置と目盛線が水平になるように目線を合わせます。
指定された位置を読む フロート形状や機種によって読み取り位置が異なるため、製品ごとに指定された位置を確認します。
フロートが安定してから読む フロートが大きく上下している場合は、流量が安定してから指示値を確認します。
単位・目盛条件を確認する 流体、流量単位、圧力、温度など、目盛に記載された条件を確認します。

関連ページ・技術資料・よくある質問

面積式流量計の読み方を確認する際は、補正の考え方や補正計算ツールもあわせて確認すると、 使用条件と目盛条件の関係を整理しやすくなります。

詳しい技術資料を確認する

このページでは、面積式流量計の読み方に関する基本的な考え方を分かりやすく整理しています。 より詳しい技術資料、目盛条件、関連する注意事項については、技術資料ページおよびPDF資料をご確認ください。

Q 面積式流量計はどこを読めばよいですか?

読み取り位置はフロート形状や機種によって異なる場合があります。 製品ごとに指定された位置を、目盛と水平に合わせて読み取ってください。

Q 斜めから見ても問題ありませんか?

斜めから見ると読み取り誤差の原因になります。 フロートの読み取り位置と目盛が水平になるように、正面から確認してください。

Q 目盛にAIRやWATERと書かれているのは何ですか?

その目盛がどの流体条件で設定されているかを示しています。 たとえばAIR 1atm・20℃、WATER 20℃などの条件がある場合、 使用条件が異なると補正確認が必要になることがあります。

Q フロートが揺れている場合はどう読めばよいですか?

フロートが大きく揺れている場合は、流量が安定してから読み取ってください。 振れが続く場合は、流量の脈動や圧力変動などの影響を受けている可能性があります。

Q カタログ条件と使用条件が違う場合はどうすればよいですか?

カタログ条件と使用条件が異なる場合は、補正や機種選定の確認が必要になることがあります。 詳しくは 面積式流量計の補正について をご確認ください。

面積式流量計を正しく読み取るには、フロート位置、目線、目盛表記、使用条件を確認することが大切です。
使用条件がカタログ条件と異なる場合は、補正や仕様の確認もあわせて行ってください。