IDS専用フローコントローラ
FLC-H100
特長
- 低流量域(最小0.3L/min〜)も安定した自動制御
- 最大140系統まで拡張可能な集積構成
- 冷却水量のレシピ管理により段取り作業を大幅削減
- 遠隔操作による流量調整でチョコ停を低減
- 捨て打ちや量産時の流量切り替えもDCMと連動することで可能
IDSが解決する、ダイカスト金型の冷却水制御の課題(Before / After)
こんな課題はありませんか?
- 低流量(1L/min未満)の調整が難しく、時間がかかる
- 冷却ラインが多く、流量調整に工数がかかる
- 圧力変動や詰まりにより、設定した流量が安定しない
- 稼働中の流量調整ができず、装置を止めざるを得ない
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IDSなら
IDSは、各冷却ラインにフローコントローラを集積搭載し、設定した流量を自動で維持・補正するシステムです。手動調整に頼らない、安定した冷却制御を実現します。
- 低流量域も自動制御で安定した冷却を実現
- 多系統の流量調整を短時間で完了
- 圧力変動があっても設定流量を自動補正
- 遠隔操作により、稼働中の流量調整が可能
生産性・品質への効果
作業工数の削減 |
事前に登録した冷却水レシピを呼び出すだけで、複数系統の流量調整が短時間で完了します。 |
|---|---|
安定した冷却品質 |
供給圧力の変動や配管状態の変化があっても、各系統の流量を自動で補正し、冷却効果のばらつきを抑えます。 |
チョコ停の低減 |
冷却水起因による温度異常を抑え、装置停止や品質トラブルの低減に貢献します。 |
応用例・オプション機能
応用例
- アルミ鋳造・樹脂成形における金型冷却
- 冷却ライン数の多い成形設備
- 冷却条件の再現性が求められる量産ライン
温度追従機能(オプション)
- 金型温度監視装置などと連動し、温度情報に応じて冷却水量を自動で可変制御することが可能です。
- 冷却水量のログ取得にも対応し、トレーサビリティシステムへの展開も可能です。
主な仕様
IDSは、用途や設置条件に応じて最適な構成をご提案可能です。以下は主な仕様の一例です。
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制御系統数
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最大140系統まで対応 |
|---|---|
| 制御流量範囲 | 最小0.3L/min〜(タイプにより異なります) |
| 使用流体 | 水道水、工業用水 ほか |
| 制御方式 | フローコントローラ集積型自動制御 |
| 操作 | 専用ソフトによる一括・個別操作 |
※詳細な型式・寸法・仕様については、資料をご確認ください。